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Endless Words.

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恵比寿

【恵比寿】
(えびす)

日本では七福神のひとり。
実はその経歴はいろいろと言われている。

七福神として描かれるときは、大きな鯛をかかえ、釣竿を担いでいることが多い。
そこからおめでたい、商売繁盛の神様のように思われるが、
鯛と釣竿は、もとが、水の神様だったことに由来している。
あるいは、由来の一人とされている日本神話の神、事代主(ことしろぬし/大黒主の息子で、託宣の神)が、神話の中で釣りをしていたのに由来しているともされる。

しかも、海の向こうからくる水の神だ。
東方の未開の地を「蝦夷」と呼んでいた時代があるが、「夷」の字、単独では「えびす」と読む。
見知らぬ外国人を示すときに「夷」の字を使っていたこともある。
なので、この神様は外来の神様を指す。

漁村で、魚の死体が流れ着くと、えびすと呼んだり、くじらのような生き物を指してえびすと呼んだりするなど、
外にいる水の神様を指す言葉だったらしい。

 

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大黒天

大黒天
(だいこくてん)

日本の七福神のひとり。
もとはヒンズー教の、破壊神シヴァ。

七福神として描かれる特徴は、打ち出の小槌を持って、袋を背負った姿の、商売の神様だが、
これは神道の神様・日本神話のスサノオの息子、「大黒主」と、名前が似ているため混ざったものと考えられている。
大黒主が、出雲神話・因幡の白兎に登場する際、荷物を袋に入れて背負っていたから、大黒天も袋を持っているらしい。

もとの姿は破壊と豊穣をつかさどる神様。
なのでたまに、怒った顔の像がある。

 

 

 

毘沙門天

【毘沙門天】
(びしゃもんてん)

日本では七福神のひとり。
もとはヒンズー教の神様。

七福神としては、勝負事の神様。
また、四天王のひとり、北方の守護神・多聞天でもある。
独尊として(つまり、一体の神様として)は毘沙門天と呼び、
四天王としては多聞天と呼ぶ。

ちなみに「多聞」とは、すべてを聞いて、ひとつも聞き漏らさないという意味で、知恵者だとされる。

七福神として描かれる特徴は、
鎧を着ていること。
鉾を武器として持っていて、ほかの六人がにこやかに笑っていても、ひとり怒り顔のことが多い。
毘沙門天像がよく怒った顔をしているのに似ている。

 

吉祥天(ヒンズー教由来の幸福の神様)は、毘沙門天の妃と言われる。
別説では、妹だとも言われる。
いずれにしても、対だったり、うしろに吉祥天像をつれている、毘沙門天像がある。

 

 

 



弁才天

【弁才天】
(べんざいてん)

日本では七福神のひとり。
もとはヒンズー教の神様。

「~天」というのは、だいたい寺院に祭られていることが多いのだが、
弁財天は仏教にも神道にも取り入れられている。
なので厳島神社(広島県)や江ノ島神社(神奈川県)でも見ることができる。

もとは音楽や芸術の神様。
だが、「才」の音が「財」に通じることから、「弁財天」とも表記され、
日本では財産や財宝の神様とされることもある。

七福神として描かれる特徴は、
紅一点であること。
髪は結い上げられ、天女の衣のようなものがあることが多い。
そして琵琶(丸い弦楽器)を持っている。

 

 

 


 

福禄寿

【福禄寿】
(ふくろくじゅ)

日本では七福神のひとり。
もとは道教の神様。

道教において、人が求めようとするもの、幸福、封禄、長寿を具現した神様。

七福神として描かれる特徴は頭。
頭が上に、にょーんと長い。
あごには長いひげがある。
そして仙人のような杖を持っている。

日本では絵柄のバランス上、長い頭の福禄寿は背が高く描かれたり、集合絵では一番後ろに陣取っていることが多いが、実は、背の低い神様。

南極老人星の化身とされる寿老人は、同一人物と言われる。

 

 

寿老人

【寿老人】
(じゅろうじん)

日本では七福神のひとり。
もとは道教の神様。

その名のとおり長寿の神様。
お酒が好きで、赤い顔をしていることも。
また、酒樽とかお猪口などを持っていることもある。

よく描かれている特長としては、
四角(三角?)っぽい帽子(?)をかぶり、ひげを生やしている。

道教の中では、寿老人は
南極老人星(=カノープス)の化身と言われている。

同じく道教の長寿の神様、
福禄寿とは同一人物とされる。

 

 

布袋

【布袋】
(ほてい)

布袋尊
日本では七福神の一人。

もとは中国の実在の僧らしいが、
数々の逸話から、弥勒の化身ではないかといわれ始める。

日本でも寺院にトレードマークの大袋を背負った弥勒像があるところもある。

外見の最大の特徴はその名のとおり布袋を背負っていること。
おなかが大きいことも多い。

 

 

 

ケサランパサラン

【ケサランパサラン】

日本の、民間伝承の生物(?)
白いふわふわの毛玉で、動物なのか植物なのかも不明。

たんすの奥で、「おしろい」を餌として与え、飼育すると幸福を呼ぶという。
けれど、一年に一度以上は見てはいけないという。

 

 

 

ゴルディオスの結び目

【ゴルディオスの結び目】

紀元前、小アジアの古代国家の王ゴルディオスが、誰にもとけないという結び目を作った。

アレキサンダー大王は、この結び目を解くものが、アジアの支配者になるという信託を受け、
剣で結び目を断ち切ってしまった。

この結び目は「複雑な問題」という意味が込められているという。

 

 

参考:朝日新聞

 

 

グリフィン

【grifin】
グリフィン、グリフォン

頭と前足が鷲(ワシ)で、翼があり、胴体と後足はライオン。
黄金の宝を守るといわれている。

紋章として王家の象徴や、あるいは知識の象徴として用いられた。

上半身が鷲で、下半身が馬のヒッポグリフは、
グリフィンと牝馬を掛け合わせて生まれたものである。

 

 

ハリー・ポッターの『グリフィンドール』の紋章は、このグリフィン。

 

 

 

 

 

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