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【黄金郷】
エルドラド。
ヨーロッパでは金が採れないため、ヨーロッパの人々は激しく金を求めた。
まずはアフリカの金を交易によって買いつくし、けれど、まだまだ金を欲した人々は、
まだ知らぬ土地に、膨大な黄金が眠っている、という黄金郷の噂を信じ、
十五世紀後半、金を求めて、海を渡る。
大航海時代へと突入する。
そして辿り着いた南米には、金を太陽の涙として扱う、太陽信仰の、インカ帝国が栄えていたが、
金を求めてきたスペイン人が、そのふんだんの金を奪うため、あっという間に征服してしまう。
インカ帝国は十六世紀前半、その文明の跡をほとんど破壊され、終焉を迎えた。
黄金郷は、欲望から生まれた噂であったが、
結果的には、インカ帝国は本当の黄金郷であったといえる。
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