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【アスラ】
ヒンズー神話に出てくる一族の名。
独立したひとりの神ではない。
『リグ・ヴェーダ』の時代(古代インド)においては、当時の三主神のひとり、天空神(のちの水天)ヴァルナの勢力だった。
ヴァルナと対抗する天空神(あるいは雷神)インドラに差し向ける勢力だったが、
のちには、単に、インドラに対抗する者をすべてアスラと呼ぶようになった。
よって、三主神が入れ替わり、シヴァの時代になると、戦神インドラに対抗するために、シヴァがアスラを生み出すなどしている。
それが、やがてアスラそのものが脅威となり、シヴァやヴィシュヌがアスラと対決するようになり、このイメージからアスラ=悪神、が固定している。
「アスラ」は、ゾロアスター教の最高神アフラマズダーの「アフラ」と同語。
仏教では「阿修羅」または「修羅」で、
日本名も阿修羅。
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