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ウェルギリウスの大叙事詩『アエネイス』の物語を一部紹介しよう。


トロイ滅亡後、生き残ったトロイ人は、アイネイアスを指導者として、新天地を目指し地中海へと旅立つ。
そして彼らが辿りついたのはカルタゴだった。
一行をもてなした女王ディドーはアイネイアスに恋をして彼を引き止める。

ある嵐の日にふたりきりで洞窟で雨宿りをしていた際、アイネイアスは根負けして一度限りの契りを結んでしまう。
女王ディドーはこれで彼が夫になったというが、アイネイアスはそんな約束はしていないと、カルタゴから旅立ってしまう。
怒ったディドーは、ふたりの思い出の品を積み上げ、その上に立ち、「カルタゴの民よ、末代までアイネイアスの子孫を呪うのだ」と、言い放つ。
そしてアイネイアスにもらった剣で自害、足元に火をつけさせた。

これがカルタゴとローマ人の宿縁のはじまりと言われている。




※アイネイアスはトロイ人では?
 アイネイアスとローマ人の関係は
 続く『アエネイス』の物語と
 『ローマ建国史』も参考ください。

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