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【カーニバル】
日本語では「謝肉祭」
もとは春を迎える祭りだったものが、キリスト教と融合し、「四旬節」の断食に入る前の時期に行われてる。
開催日は「復活祭」の日が基準になるので、定まってはいないが、だいたい二月ごろに該当する。
期間の最終日は必ず火曜日になる。なぜならば、「四旬節」に入るのが水曜日だから。
最終日の火曜日をシュロブ・チューズデー、マルディグラと呼ぶが、転じて祭りそのものを「マルディグラ」と呼ぶこともある。
現在は宗教色はほとんどなく、パレードなどのイベントがメイン。
リオのカーニバル(ブラジル)、ニューオーリンズ・マルディグラ(アメリカ)、トリニダード・カーニバル(トリニダード・トバゴ/カリブ海の島国)が、世界三大カーニバルとして有名。
【ヒポクラテス】
古代ギリシャの医者。
「医学の父」「医聖」
医師が倫理性と客観性を重んじることは「ヒポクラテスの誓い」と言われ、現在まで引き継がれている。
「人生は短く、術の道は長い。機会は逸しやすく、試みは失敗すること多く、判断は難しい」
医師の心得として残された言葉に、
「研究用にしてやろうという欲求はもってのほかである」
・・・これが紀元前300年くらいの人の言葉なのだから、凄い。
参考・引用
『ヒポクラテス全集』大槻真一郎編
『古い医術について』岩波文庫/小川政恭訳
【戦争と傲慢】
イソップ寓話。
神々が、結婚式を挙げようとパートナーを決めることになった。
すべての神々が結婚する相手が決まったとき、
ひとり遅れてポレモス(戦争)が到着する。
ポレモスは唯一まだ相手の決まっていなかったヒュブリス(傲慢)と結婚することになる。
ポレモスはヒュブリスを大変恋い慕い、
ヒュブリスが行くところには必ずついていった。
なので、こういう。
「ヒュブリス(傲慢の女神)が、民に笑みを振りまきながら、諸国民、諸都市を訪れることのないように。
その後から必ずポレモス(戦争の神)がついてくるのだから」
岩波文庫・『イソップ寓話集』参考
【アイソポス】
日本では、英語読みの「イソップ」で有名。
古代ギリシャの寓話作家。
ヘロドトスの『歴史』という書にも名が出てくる。
「アリとキリギリス」など有名な話を多数残しているが、すべてが彼の創作ではなく、
彼の出身地(アジアのどこかと言われている)の民話も多く含まれる。
古代ギリシャでは、奴隷だったらしい。
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