エゼキエル

【Ezekiel】

ユダヤの四大預言者のひとり。
（あとの三人は、イザヤ、エレミア、ダニエル）

旧約聖書に『エゼキエル書』がある。
「ユダヤ教の父」と呼ばれることも。
生存していたのは紀元前六世紀前半。

エジプト文字

古代エジプトで用いられた象形文字。

「神聖文字（ヒエログリフ）」
「神官文字（ヒエラティック）」
「民衆文字（デモティック）」

の三種類がある。

ティカル遺跡

現在のグアテマラ、エル・ペテンにある遺跡。
世界遺産。

三世紀から九世紀にかけて、メキシコ南部からグアテマラなどの地域に栄えていたマヤ文明の、中心的都市のひとつ。
都市の中心には、
向かい合った１号神殿（別名、大ジャガーの神殿）と、
２号神殿（別名、仮面の神殿）、
そして３号神殿（別名、ジャガー神官の神殿）から６号神殿まであり、
これらは八世紀頃に建てられたものとされている。
いずれもピラミッド状で、うち七割は、王などの墓である。

ステラ

ティカル遺跡で見つかった石碑の呼び名。

マヤ文字で書かれている。
マヤの暦で２０年に一度つくられている、歴史書のような石碑。
神殿の建築年数から、抗争の様子まで記されている。

イェニセイ文化

【Ｙｅｎｉｓｅｉ】

モンゴル高原の古代文化。
中央アジア北部と南シベリアににわたる、イェニセイ川上流域の文化の総称。

またこの地で発見された突厥（とっけつ／古代トルコ民族）が残したとされる碑文を、イェニセイ碑文という。
昔の教科書には「突厥文字」と載っていたが、
最近では「トルコ・ルーン文字」と呼ばれている。

ディオニシア

ディオニシア祭

古代ギリシャの祭典。
酒の神、ディオニソスに捧げる祭典。
ディオニソスは、酒の神であると同時に、狂気、快楽の神でもある。
女性信者によってのみ行われる、秘密の儀式があったとされる。

また男性はその名の通り酒宴を繰り広げる。

ディオニシアで行われる演劇は、すべて男性が役を演じた。
演劇は娯楽というよりも、宗教儀式であり、ここからすべての芸能は始まったとされている。

パンアテナイア

パンアテナイア祭


古代ギリシャのイベント。
古代アテネで、その守護神であった女神アテナの誕生日を祝う祭り。
誕生日というが、祭りは四年に一度行われた。

アクロポリスで前夜祭やスポーツの競技大会が行われる。
そしてアテナ像に、新しいドレスやペプロス、動物のいけにえなどを捧げる。

この、ペプロスを織るのは選ばれた少女で、エルガスティーネと呼ばれる。
エルガスティーネにえらばられるのは大変な名誉で、
パンアテナイア祭のペプロスを捧げる様子を、特等席で見られたという。

オリンピック

オリンピック大祭

古代ギリシャの最も大きなイベント。
ゼウスに捧げられた。

人々は神への信仰心を示し、神に加護を求めた。

グラディウス

【gladius】

古代ローマ時代の重装兵が使用していた、幅広で両刃の剣。
また、闘技場で戦った剣闘士（グラディエイター）が使用した剣。

元はラテン語で『剣』の意味。

重装歩兵が使用するときは、刺突で用いることが多かったが、切れ味は悪くなかったらしい。

ファランクス

ファランクス。
陣形。

古代ギリシャなどの重装歩兵による、陣形。
密集陣形で、槍を突き出しているので、ハリネズミのよう。

現在は米軍初め海軍所属の戦艦には装備されている対艦ミサイル防御システムは、ここに由来する。
（当ブログで、ファランクスで検索してみてくださいな）