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【アスラ】
ヒンズー神話に出てくる一族の名。
独立したひとりの神ではない。
『リグ・ヴェーダ』の時代(古代インド)においては、当時の三主神のひとり、天空神(のちの水天)ヴァルナの勢力だった。
ヴァルナと対抗する天空神(あるいは雷神)インドラに差し向ける勢力だったが、
のちには、単に、インドラに対抗する者をすべてアスラと呼ぶようになった。
よって、三主神が入れ替わり、シヴァの時代になると、戦神インドラに対抗するために、シヴァがアスラを生み出すなどしている。
それが、やがてアスラそのものが脅威となり、シヴァやヴィシュヌがアスラと対決するようになり、このイメージからアスラ=悪神、が固定している。
「アスラ」は、ゾロアスター教の最高神アフラマズダーの「アフラ」と同語。
仏教では「阿修羅」または「修羅」で、
日本名も阿修羅。
ファランクス
武器。
対艦ミサイル防御システム。
目的は、敵ミサイルから、自艦を守ること。
射程に目標が入るとガトリング砲を発射し、レーダー追尾ののち、目標測定を再度行いまた発射する。
これを全自動で、目標が撃破されるまで繰り返す。
米海軍が開発、現在は、米軍始め、日本の海上自衛隊の護衛艦など、同盟国の海軍はほぼ装備している。
名前は「ハリネズミの方陣」の意。
【Ouroboros】
己の尾を噛んで、輪になった竜、または蛇で、思想的シンボルとして用いられることが多い。
終わりが始まりになる回帰運動、円運動などや、
反対のものが実は同じものだ、とか、
世界はすべてひとつ、あるいはひとつから始まっている、とか、
示すところは多い。
また、錬金術のシンボルとしても用いられる。
無限の「∞」のマークの元になったと言われる。
【ヤマ】
ヒンズー教の死の神。
もっとも古い神のひとりで、最初に死んだ故に、死者の国の王となった。
始めはただ、死者の国の王だったのだが、だんだん、死者を裁く者へと変化する。
インド神話では、死者の国へは、四つの目の二匹の番犬の間を通って入り、
牛に乗り、縄と棍棒を持っているヤマの前で、
記録者チトラグプタによって生前の行いを読み上げられ、
裁きをうける。
日本では、閻魔、閻魔大王として知られる。
まさしくイメージどおりである。
なお『十二天』のひとり、焔魔天(えんまてん)も、同一神だが、日本に伝わる過程で別の神になったものと思われる。
【ヤミー】
ヒンズー教の、死の神ヤマの妹。
兄であるヤマとの間に生まれた子が人類ということで、人類の祖ともいえるが、それ以上の有名で詳しいエピソードがない。
【Raguel】
天使。
名は『神の友人』の意で、
ほかの天使たちの行いを監督する役目がある。
裁きを待つ罪人のいる第二の天国の守護天使。
大地の天使。
死者を天国に運ぶ仕事をする、とされることもある。
【Raziel】
神秘の天使。
最も有名なのは、神の知恵と世界の鍵を解読する秘密が記された、『天使ラジエルの書』の作者だと言われていること。
ラジエルの名は『神の秘密』の意で、
宇宙の神秘を守る役割を担う。
『ラジエルの書』は、神から命じられたラジエルが、アダムに渡したが、ほかの天使も知らない秘密が書かれていたので、嫉妬した天使たちが、この本を海に捨てた。
座天使の長。
生命の木の10のセフィロトのひとつ、第二のセフィラ、コクマを守る大天使。
【Rahab】
破壊と死の天使。
要するに悪魔なのだが、もともと聖書には明確に「悪魔」という記述はないので、彼らは全部「天使」である。
暴力的で傲慢なラハブは、けれど、原始の海を支配しており、
海の魔術の呪文には彼の名が含まれている。
つまり海の守り神として、聖なる存在なのだ。
彼の聖なる名を唱えると、海の魔よけをしてくれる。
また、神が人間に与えた『ラジエルの書』を、
ほかの天使が海に捨てたとき、
ラハブはこれを拾ったとされている。
【Raphael】
天使。
「ラファ」は医者の意味があり、ラファエルは「神の薬」とも言われる。
よって、医者のシンボルとして使われるヘビと重ねられる。
神の前に立つ天使のひとり。
熾天使、智天使、主天使、能天使のどれにも当てはめられる。
旅と安全の天使ともいわれる。
大地を癒す、生命の木の10のセフィロトのひとり。
また、ラファエルが現れて怪我や病を治したとされるエピソードは多く、彼が現れると、甘い香りがするのだという。
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